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北朝鮮 6回目の核実験は多重核爆発方式か=専門家が分析

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が6回目の核実験を準備している兆候が相次いで捉えられている中、実際に核実験を行う場合の爆発の威力や方式に関心が集まっている。

核起爆装置とみられる物体の前で指示を下す金委員長(資料写真)=(聯合ニュース)
核起爆装置とみられる物体の前で指示を下す金委員長(資料写真)=(聯合ニュース)

 韓米情報当局は、北朝鮮が北東部の咸鏡北道・豊渓里の核実験場で6回目の核実験の準備を進めてきたことを把握している。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の命令が下されれば数時間以内に核実験が可能だというのが当局の見解だ。

 情報当局筋は29日、「現在、豊渓里の動向は北が過去に準備してきた核実験の最終段階のパターンと類似している」とし、「事実上全ての準備がほぼ終わったと評価できる」と述べた。ただ、北朝鮮は内外の環境を考慮した上で、結果を最大化できる時点を選んで核実験を行うとみられるという。

 北朝鮮が過去5回の核実験を準備した際は、坑道の入り口に偽装幕を張り、核兵器を運搬して組み立てた後、放射能や人工地震波探知などの計測装置を設置し、坑道の中の計測装置と地上の統制所を結ぶ数百メートル〜数キロのケーブルを敷く手順で作業が行われた。

 韓米情報当局は、現在豊渓里の核実験場ではここまでの作業が完了したと推定している。

 最終的には計測装置と地上統制所の間のケーブルを連結し、土や小石、砂、石こう、コンクリートなどを利用して坑道の入り口を封鎖する。ここまでの作業はまだ行われていないとみられるが、このような最終作業はすぐに終えることができる。

 専門家は、今回北朝鮮が核爆弾数発を同時に爆発させる多重核爆発、またはウランを利用して威力を増加させる増幅核分裂弾、プルトニウムとウランを混合した核爆弾の実験を行うと観測している。

 このうち、核爆弾3〜5発を同時に爆発させる多重核爆発実験の可能性が高いとみられる。核爆弾1発を爆発させる実験では核兵器を最適化させる正確なデータを抽出するのが難しいため、ウランの比率や起爆装置を変えて複数発を爆発させることで実験の信頼性を確保するというものだ。

 6回目の核実験の爆発の威力も注目される。

 北朝鮮研究で知られる米ジョンズ・ホプキンズ大韓米研究所は11日、北朝鮮の坑道の掘削作業の規模からみて、核実験の威力は5回目の実験の10キロトン(1キロトン=TNT火薬1000トンの爆発力)の14倍に及ぶと推定した。

 韓国科学技術政策研究院の李春根(イ・チュングン)研究委員も「北はすでに自ら核兵器の小型化を実現したと主張しているだけに、今回は威力増幅型核爆弾を実験する可能性がある」とし、「爆発威力は150から200キロトンの間になるとみている」と話した。

 北朝鮮の核実験爆発威力は、1回目(プルトニウム)が1キロトン以下、2回目(プルトニウム)が3〜4キロトン、3回目(高濃縮ウランと推定)が6〜7キロトン、4回目(北朝鮮は水爆と発表、増幅核分裂弾)が6キロトン、5回目(増幅核分裂弾)が10キロトンだった。

ynhrm@yna.co.kr