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韓日関係

韓国次官が日本との合意内容を説明 慰安婦被害者は反発

【光州聯合ニュース】韓国と日本が慰安婦問題で最終的な解決に向け合意したことを受け、外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官が29日、ソウル郊外の施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)を訪問し、慰安婦被害者に交渉に関する政府の立場を説明した。同施設には生存している46人の被害者のうち、10人が生活している。

 趙次官は同日午後、ナムヌの家を訪問し、被害者6人と向かい合い、「昨日の韓日外相会談で合意がなされ、詳細な説明と後続措置を含む今後の計画をお話し、意見を聞きにきた」と説明した。

 また「合意前にお目にかかって相談しなければならなかったが、あいにくクリスマスの3連休前に日本が突然動き、相談できず、会談後に訪ねることになって申し訳ない」と話した。

 趙次官は「合意内容について満足していないことは分かるが、この問題に対して朴大統領が就任後、力を注ぎ、こだわっていたことをご存知だと思う。全力を尽くして問題解決のために努力した」と伝えた。

 合意の成果については、「日本の外務大臣が公の席上で公開的に、日本政府がおばあさん方(被害者)の傷と名誉に対して責任を痛感すると述べ、安倍首相が就任後、初めて公の場で公式謝罪した」と説明した。

 趙次官はさらに、韓日の合意は被害者が24年前に勇気ある告白を始めてから、着実に努力した結果だとして、「肯定的に受け止めていただければうれしい」と強調。被害者の傷を癒やし、名誉を回復させるための後続措置の履行に全力を注ぐと話した。

 趙次官の説明を聞いた被害者たちは事前協議なくなされた合意を受け入れることができないとし、公式謝罪と賠償を受けなければならないと声を高めた。 

 ユ・ヒナムさんは「合意をしたことまでは良く、苦労したと思うが、法的基準のとおり謝罪して賠償しなければならない。大きな待遇を受けようとして言っているのではないが、政府の態度にさびしさを感じる」と述べた。

 キム・グンジャさんは「被害者は私たちなのに政府がなぜ勝手に合意するのか。私たちは認めることができない」と述べ、日本政府の公式的な謝罪と個人的な合意を受けるようにしてほしいと要求した。

 イ・オクソンさんは「こっそりと協議を進め、もてあそんでいる」とした上で、「わが政府が慰安婦被害者を売り飛ばした。公式謝罪と賠償を私は必ず受けなければならない」と主張。韓国政府が間違っていると批判した。

 被害者の意見を聞いた趙次官は「重く深く心に刻んだ。被害者は自分たちなのになぜ政府が合意するのかというのは当然だ」と語った。政府は被害者を代表し、被害者の痛みが国民の痛みであり、被害者の名誉が国民の名誉という考えで交渉に臨んだと再度強調した。

 さらに「今年だけで9人が亡くなり、最も重要なのは時間という要素だと考えたため、生存されている間に100%満足ではないとしても日本政府代表から公式謝罪を受け、責任が認められたことが合意の意味だ」と説明した。

 また「おばあさん方が喜んで満足する返事を差し上げられず申し訳ないが、これが終わりではなく新しい始まりという考えで名誉が完全に回復する日まで政府が最大限努力する」と伝えた。

 ナヌムの家の安信権(アン・シングォン)所長は「被害当事者が同意していない合意は話にならない」とした上で、「法的に違憲の可能性もあり、国際社会で認められないと思われる」とコメントした。

yugiri@yna.co.kr