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日本で韓国文学の魅力伝える 姫路独協大の文春琴教授

【光州聯合ニュース】姫路独協大外国語学部の文春琴(ムン・チュングム)教授は日本で韓国文学の「伝道師」として知られる。小説家、李清俊(イ・チョンジュン)の「隠れた指」「虫物語」などの日本語訳を手がけたほか、大学の授業や市民講座で李の小説を教材に韓国語を教えている。

 先ごろ韓国・光州などで開かれた「李清俊文学祭」に出席した文教授は聯合ニュースのインタビューに、「李の文学作品は韓国の大学生でも読むのが難しいが、文章を教える上で良い教材。無用な文章がなく論理的で、韓国語を教えるのに非常に適している」と語った。

文春琴教授=(聯合ニュース)文春琴教授=(聯合ニュース)

 日本で韓国文学の紹介を続ける理由について「韓流ブームで韓国ドラマが日本で流行したが、ドラマが全てだと日本人が誤解してはいけないと考えた。韓国文学にはドラマよりもっと良質なストーリーがとても多い」と説明した。

 20代前半に李の「病身とマヌケ」を初めて読んだのを機に李の作品を読みあさった文教授にとって、李の小説は文学を超えた存在だ。「日本人と結婚し日本に来たが初めは言葉の壁が大きかった。李の文学は母の子守唄のようで、雨が降る日の雨音のように良かった」と振り返る。

 李の小説は読者に生きる力を与えるだけでなく、人を理解する力も持っていると評価する。「最大の魅力は、われわれ人間の本当の姿がただ善でもなければ悪でもないと言うところ。生きていれば他の人が憎いときも多いが、われわれの顔の下に隠れている人間的な本性は誰でも同じような欲望からなっていることを淡々と描いている」と分析。「われわれは善人にも悪人にもなれ、動物的な姿を自分だけではなく相手も持っていることを理解すれば、相手を理解できる力を持てる」と語った。

 さらに、「何かを教えようとするのではなく、母が夜にぽつりぽつり話すような響きで進むべき道を教えてくれた。作品を読めば必ず他の人の人生を理解できる」と力を込めた。

ikasumi@yna.co.kr