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韓日関係

円安加速に頭痛める韓国当局 有効な手立てなし

【ソウル聯合ニュース】円安進行の勢いが強まっていることを受け、韓国政府が対応策に苦心している。

 企画財政部、金融委員会、韓国銀行(中央銀行)などによると、金融当局は外国為替市場で円安の進行速度が深刻な水準であるとの認識の下、実体経済への影響を綿密に分析している。

 外国為替当局関係者は「3年目に入った円安現象が最近加速している。国内経済に悪影響を及ぼしかねず、状況を注視している」と話した。政府は過去の円安の推移と影響を点検するとともに、予想されるシナリオに伴う対応策を検討しているという。

 韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁も「円安の加速が懸念されるのは事実。最近の状況を注意深く見守っている」と話した。

 円安がさらに進めば、韓国製品の輸出競争力低下など否定的な影響は不可避とみられる。日本企業はまだ輸出単価を引き下げるなどの攻撃的な姿勢を見せていないが、本格的な価格競争に乗り出せば、韓国製品の輸出は打撃を受けざるを得ない。

 だが、韓国国内にウォン・円市場がないため、効果的な対策を打ち出せる方法がなく、当局の悩みは深まっている。

 崔Q煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官は先ごろ、日本の量的緩和に対する懸念を表明しながらも、「(円安に対応するため)やれることがあまりない」とため息をついた。

 ウォンと円のレートはウォン・ドル、円・ドルのレートから間接的に算出される。急激な円安が進めば、その分だけ国内のドル市場に介入し、ドルに対するウォンの価値を下げることができるが、米国など周辺国の反発が予想される。

 そのため、政策金利を含む通貨政策などで対応すべきだとする声が強まっているが、ウォンは国際通貨ではないため、政策金利の引き下げがウォン安につながるとの保障がなく、負債増加などの副作用も予想される。

 産業通商資源部は輸出企業に、原価削減と品質向上を強調するとともに為替変動のリスク管理強化を呼びかけている。中小企業庁は輸出中小企業を中心に支援を強化した。

 ウォン・円レートは100円=950ウォン台をつけ、2008年8月以来となるウォン高を更新中だ。

対ウォンや対ドルで値下がりする円(資料写真)=(聯合ニュース)対ウォンや対ドルで値下がりする円(資料写真)=(聯合ニュース)

csi@yna.co.kr