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Twitter Send 2010/07/22 16:06 KST
「利川五層石塔」の返還、大倉財団が前向きな姿勢


【東京21日聯合ニュース】日本植民地時代に「利川五層石塔」を持ち出した日本の大倉文化財団が、石塔の返還に前向きな姿勢を示していると伝えられた。

 京畿道利川市の趙炳敦(チョ・ビョンドン)市長をはじめ、市と石塔還収推進委員会関係者7人は21日午後、東京で大崎磐夫理事長ら財団関係者3人と石塔返還交渉を行った。この席で、石塔返還を求める利川市民ら10万人の署名のコピーも財団側に手渡した。

 推進委関係者によると、大崎理事長は「文化財がある場所は重要ではない。100年近くきちんと保管してきている」と、交渉開始直後までは返還に否定的だったが、署名のコピーを手渡され、「検討してみる」と答えた。

ホテルオークラ東京裏庭に置かれている「利川五層石塔」=(聯合ニュース)

 大倉文化財団は、2008年9月の初交渉では「(返還は)考えられない」と拒否したが、韓日併合100年を迎え、最近日本で文化財の返還などを積極的に検討する動きがあることを受け、前向きな態度を示したものとみられる。

 推進委関係者によると、大崎理事長は石塔が日本に持ち出された経緯と関連書類の閲覧を求めるなど関心を示した。今後、もう一度交渉を行うことにしたという。

 「利川五層石塔」は高麗時代初期に利川市に建てられたが、朝鮮総督部が1914〜1915ごろ景福宮に移した後、1918年に大倉土木組(現・大成建設)の要請を受け、日本への持ち出しを許可した。石塔は現在、ホテルオークラ東京の裏庭に置かれている。

japanese@yna.co.kr