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Twitter Send 2010/03/25 20:26 KST
明成皇后殺害凶器の肥前刀、日本の神社に返還要求へ


【ソウル25日聯合ニュース】独立運動家・安重根(アン・ジュングン)の殉国100年を迎え、明成皇后暗殺事件(乙未事変)に使われたとされる刀を韓国に持ち帰ろうとする動きが出ている。

 安重根は伊藤博文を射殺した後、暗殺に対する15の理由のひとつに明成皇后の殺害を挙げているが、刺殺に使われた「肥前刀」は日本・福岡の櫛田神社にあると伝えられている。

 宗教界などによると、安重根の殉国から100年目に当たる26日に「肥前刀還収委員会」が発足、櫛田神社の肥前刀所蔵に問題を提起し、返還を促していくという。委員長は崔鳳泰(チェ・ボンテ)弁護士とヘムン僧侶が務める。

 ヘムン僧侶は2006年、文化財の返還運動を進めるなかで資料収集のため日本へ赴いたところ、この刀の存在を知り、櫛田神社に立ち寄り刀とさや、奉納記録を確認した。

 この刀は1895年の乙未事変の際、景福宮の皇后寝殿に押し入った3人のうち1人に数えられる藤勝顕が使用し、自ら1908年に櫛田神社に寄贈したとされる。事件当時、右翼団体に所属していた藤は、日本の著名な文筆家の記録などで、明成皇后を殺害した最も有力な人物に挙げられている。

 16世紀に作られた刀は長さ120センチメートル、刃渡り90センチメートルで、木で作られたさやには「一瞬電光刺老狐」と記されている。また、神社には皇后をこの刀で切りつけた旨を記した文書が保管されている。

 委員会は、1895年の乙未事変から100年余りの間に発生した韓日の悲劇的な業を象徴するこの刀を、処分するか韓国に戻すべきとの立場だ。犯人が皇后殺害にこの刀を使ったと自白したにもかかわらず、日本の神社に寄贈されたまま民間が所有しているのは法的に問題だと主張している。

 委員会側は26日に発足式を行った後、櫛田神社に返還要請書を送る予定だ。

japanese@yna.co.kr