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2008/05/08 10:12 KST
安重根を尊敬する日本人事業家、記念館建立に寄付


【ソウル8日聯合】「安重根(アン・ジュングン)義士が残した『東洋平和論』は、韓日が抱える問題や人類が直面している核拡散、人権問題、環境問題の解決にも多くの示唆を投げかけます」――。

 安義士を尊敬する日本人事業家の小松昭夫さんが7日に朝鮮日報を訪れ、安義士の義挙100周年記念事業として進められている記念館建立に向け100万円を寄付した。朝鮮日報によると、島根県で中小企業を経営する小松さんは1994年に忠清南道・天安の独立記念館を訪れ安義士の存在を知り、その東洋平和論精神と伊藤博文暗殺に関する歴史的研究を通じて安義士を尊敬するようになった。約10年にわたり、「安重根義士崇慕会」が主催する記念行事、宮城県の寺院で毎年開かれる安義士の法要に出席してきたという。

 小松さんは、安義士が伊藤博文を暗殺した15の理由のひとつが明成皇后の殺害だとし、安義士と伊藤博文、明成皇后の死とその歴史的背景を理解すれば、今の韓日が抱える難題を解決する方法が出てくると話した。安義士が、なぜ初代首相まで務めた伊藤博文を殺害するしかなかったのかを理解している日本人はほとんどいないとした上で、従軍慰安婦問題や拉致問題などを解決するためにも過去史を学んで次世代に伝える必要があると指摘した。

 また今回、駐韓日本大使館前で元慰安婦に歌を歌っていた子どもらの姿に衝撃を受けたと打ち明け、「『歴史への盲目は現在への盲目』との言葉があるように、そうした問題を放置することは国の存亡に関わる問題だ」と強調した。

 韓国や中国など各国で平和運動を繰り広げている小松さんは、「自分を平和主義者だと考えるか」との質問に、「経営という観点で世の中を見れば、平和は常に必要不可欠なのでは」と答えた。