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北朝鮮

北朝鮮で迷信がまん延 社会不安が原因か

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮でさまざまな迷信がまん延していることが、聯合ニュースが入手した朝鮮人民軍の内部文書により明らかになった。

 内部文書には「金をたくさん儲けるには家庭にお金の彫刻がなければならないという迷信のような流言飛語を適時に、政治的に探し出して彫刻を回収し、初期に破壊した」と記されている。

 また別の文書には、109連合指揮組の役割を強化し、市内の60世帯を巡回しながら不健全な写真を回収したなどと書かれている。109連合指揮組は、韓流をはじめ資本主義の文化を遮断する目的で2003年に組織され、現在は人民保安省(警察)が運営しているとされる。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の発言に関する資料には、2013年4月と5月の二度にわたり、迷信をなくすための思想教育と闘争を強く進め、わずかな要素も出ないようにしなければならないと指示があったことが確認された。

 北朝鮮における迷信のまん延は、北朝鮮メディアのこれまでの報道からも間接的に確認することができる。

 労働党機関紙の労働新聞は2013年8月8日付の紙面で「帝国主義者などが北朝鮮社会に迷信をまき散らし、人民を思想的、精神的に堕落させ、資本主義の永遠の奴隷にしようとしている」などと報じ、迷信を根絶する必要があると訴えた。同紙は翌9日付でも民族の風習と伝統の大切さを強調し、迷信などをなくさなければならないと強調した。

 北朝鮮当局は迷信を信じる行為を「資本主義文化」と規定し処罰しているものの、根絶には至っていないという。

 1994年に脱北し、現在は北朝鮮向けラジオ放送を行う脱北者団体「北韓改革放送」の代表を務めるキム・スンチョル氏は「北ではかなり以前から占いが日常化している。社会があまりにも不安定であるために起きた現象」と説明した。

 また「私が脱北する時も、占いをした」と紹介した上で、「特に、高官のほとんどは専用の占い師を一人ずつ雇っている」と明らかにした。 

yugiri@yna.co.kr