強硬路線証明へ正恩氏が武力挑発の可能性=米CRS
【ワシントン聯合ニュース】北朝鮮の新指導者、金正恩(キム・ジョンウン)氏が、リーダーシップを示すことを目的に武力挑発に踏み切る可能性があるという。米連邦議会調査局(CRS)が、8日(日本時間9日)までにホームページに掲載した北朝鮮関連の報告書の中で、こうした見解を明らかにした。
報告書は、金正恩氏は故金正日(キム・ジョンイル)総書記の正式な後継者として無難に承継過程を経ているが、父親の突然の死に加え、北朝鮮住民の間ではよく知られておらず、リーダーシップを認められるか危ぶまれると指摘。「金正恩氏は経歴が短いがゆえに、エリート層に一層頼る可能性があり、その場合、北朝鮮政権が軍事攻撃などの挑発に乗り出しかねないという分析がある」と述べた。正恩氏が強力な軍事力を動員し、自身の強硬路線を証明するために、核実験を追加実施する可能性もあると強調している。
一方で、正恩氏の若さと欧州留学の経験を挙げながら、経済・政治改革と国際社会に対し開放的である可能性と、正恩氏の叔父にあたる張成沢(チャン・ソンテク)国防委員副委員長が経済改革に友好的とされる点にも言及した。また、北朝鮮が故金日成(キム・イルソン)主席の誕生100周年を控え、海外からの援助を求めているとした上で、金総書記追悼の期間が終われば、北朝鮮が米国や韓国との対話に乗り出すことも考えられるとした。
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