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Twitter Send 2010/09/30 16:38 KST
北朝鮮住民・軍人、「金ジョンウン大将」に否定的


【ソウル30日聯合ニュース】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の三男ジョンウン氏(27)に朝鮮人民軍大将の称号が与えられ、金総書記の後継者となることが決まったことに対し、北朝鮮の住民と軍人は否定的な反応を示しているもようだ。

 脱北者が運営する北朝鮮向け短波ラジオ・自由北韓放送は30日、2日前に通話した北朝鮮住民の話を報じた。この住民は朝鮮労働党代表者会が開催された28日に職場で同僚らとともにジョンウン氏に大将の称号が授与されたという知らせを聞き、全員があきれて物も言えなかったと伝えた。まだほとんどの住民が知らないが、27歳の大将が公式に後継者に決まったという事実を知れば、皆があきれてしまうだろうと話した。 

 また、この住民は「今回の代表者会は改革・解放や新しい経済政策が打ち出されることを期待した多くの人々に冷や水を浴びせた」と指摘。金総書記が後継者として登場した1970年代のように、後継体制を批判したり体制に従わないとの理由で捕まる政治犯がこれから増えると予想した。

 米政府系放送局ラジオ自由アジア(RFA)も同日、咸鏡北道・清津の第9軍団関係者の話として、まだ若いジョンウン氏が大将になったことに対し、将校や下士官から失望の声が上がっているほか、人民武力部の一部では悪い雰囲気が漂っていると報じた。

 この関係者は「故金日成(キム・イルソン)主席が1991年12月に金総書記を最高司令官に任命した際は後継者としての経歴と実績が紹介されたが、ジョンウン氏は一体どういう経歴があって大将になったのか理解できない」と不満を示したという。

 また、党代表者会が開かれた日に人民武力部総政治局から「党代表者会慶祝行事」を行うよう命じる指示が各軍部隊に下されのに加え、軍内部放送はジョンウン氏への大将の称号授与を知らせるとともに、「万歳三唱」をさせたと伝えた。