ワシントンの米議会で27日に行われた朝鮮半島平和安保フォーラムのセミナーで配布された、特別演説文のなかで述べたもの。北朝鮮のいかなる攻撃も抑止し、防御する万全の態勢を備えると同時に、冷戦体制の枠にとらわれた朝鮮半島安保問題を根本から解決する平和的な交渉手法も追求すべきだとしている。
ケリー外交委員長=(AP=聯合ニュース)
ケリー委員長は、朝鮮半島での恒久平和の構築が必要だと述べ、韓国哨戒艦「天安」沈没に、韓米が節制した対応を取ったのもこのためだと強調した。可能な限り早期に北朝鮮との対話再開への道を見出すことが、いつにも増して重要なときだと指摘した。
また、北朝鮮が「天安」を攻撃した動機を推測するのは困難だが、北朝鮮が韓国と米国、国際社会の責任ある当事者らとの関係改善を真摯(しんし)に考えているのかという疑念を呼び起こしたことは明らかだと指摘。これを明確に知る唯一の方法が、北朝鮮当局との直接かつ率直な高官級の対話だと主張した。その対話は、北朝鮮が非核化、平和の道への復帰に向けた具体的措置を取る姿勢を整えているかを把握するためのものでなければならないとした。
これは北朝鮮が自ら下すべき決定であり、米国が無理に政策路線を変え、米国の見方で世の中を見るように強要することはできないと述べた。その上で、北朝鮮の決断を望み傍観していればよいということではないとし、オバマ政権の対北朝鮮政策「戦略的忍耐」(Strategic Patience)が、「戦略的無関心」となってはならないと指摘した。
ケリー委員長は、北朝鮮が挑発行為をやめ、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の当事国は北朝鮮の持つ正当な安保懸念を解消、経済再生を支援し、57年前の朝鮮戦争休戦時に解決できなかった懸案の解決に向け対話を再開することで、平和への道を切り開かなければならないと強調した。
特に、不断の外交的関与(engagement)政策が、北朝鮮に危険で不安な行動パターンを変えるよう説得する最善の案だということを忘れてはならないと力説した。


















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