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Twitter Send 2010/03/18 13:07 KST
北・朴南基氏がデノミ失敗問責で銃殺、情報筋伝える


【ソウル18日聯合ニュース】北朝鮮の朴南基(パク・ナムギ)前朝鮮労働党計画財政部長が、デノミネーション(通貨呼称単位の変更)失敗の責任を問われ先週、銃殺されたと伝えられた。

 複数の対北朝鮮情報筋が18日、聯合ニュースに対し明らかにした。北朝鮮はデノミ失敗で民心が悪化し、金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者に内定したとされる三男ジョンウン氏の後継体制にも悪影響を及ぼしたため、すべての責任を朴前部長に負わせ、反革命分子として、平壌・順安区域の射撃場で処刑したと説明した。

 また、朴前部長には「革命隊伍に潜入した大地主の息子で、計画的に国家経済を根こそぎ食いつぶした」という罪名がついたという。情報筋らは、1990年代の飢饉(ききん)と経済困難「苦難の行軍」の当時、徐寛熙(ソ・グァンヒ)朝鮮労働党農業担当秘書が処刑されたのと似た状況だと話した。その上で、北朝鮮のエリートらはもちろん、一般住民もほとんどが朴前部長の罪名を信じておらず、北朝鮮指導部が朴前部長をスケープ・ゴートにしたと見ている雰囲気だと伝えた。

 北朝鮮は「苦難の行軍」で数多くの餓死者が発生し民心が悪化したため、1997年9月に徐秘書を「履歴欺まんとスパイ」の罪で銃殺した。

 朴前部長は、1月中旬に労働党中央党幹部全員が集まり自己批判と相互批判をする「中央党大論争」の場で、厳しい批判を受けた後、直ちに拘束され、国家安全保衛部の取調べを受けたと伝えられた。

 朴前部長は、年初までは金総書記の経済部門現地指導にほぼすべて随行していたが、1月9日の金策製鉄連合企業所従業員決起集会を最後に、北朝鮮メディアの報道から姿を消した。

 一方、脱北者が運営する北朝鮮向け短波ラジオ「自由北韓放送」も18日、「貨幣改革を主導した朴南基前部長が今月初め、すべての責任を負い銃殺されたといううわさが平壌で出回り始め、地方にも広がっている」と伝えた。

今月報じられた金総書記の視察のようす。赤丸で囲った人物が朴南基氏=(聯合ニュース)

japanese@yna.co.kr