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2009/12/10 12:18 KST
北朝鮮が新型インフル感染をWHOに報告、VOA


【ソウル10日聯合ニュース】米短波放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」は10日、北朝鮮が新型インフルエンザ感染者の発生を世界保健機関(WHO)に報告したと報じた。WHOの報道官がインタビューを通じ、北朝鮮から新型インフル感染確認事例の報告を受け、平壌で3人、新義州で6人の感染者が出たことを確認したと明らかにした。

 また、この報道官は、北朝鮮は優れた基礎保健体系を備えており抗ウイルス剤の在庫も十分で、北朝鮮当局は新型インフルエンザに適切に対応する準備ができていると判断すると話した。インド・ニューデリーに位置する東南アジア事務所が現在、北朝鮮当局と緊密に接触し、医薬品支援が必要かどうかなど話し合っているという。抗生剤などを支援する可能性もあるとした。

 これに関連し、自由アジア放送(RFA)は、北朝鮮の新型インフルエンザ感染者9人はいずれも11〜14歳で、抗ウイルス剤「タミフル」の処方を受け、隔離治療を受けていると伝えた。WHO平壌事務所は同放送との電子メールインタビューで、北朝鮮は十分な量のタミフルを確保し、監視体系も活発に稼動していると説明したほか、北朝鮮は感染者の発生を緊急事案と見なしているが、公共の場での集会を禁じてはいないと、現地の雰囲気を伝えた。

 またRFAは、WHOは先進国が寄付した新型インフルエンザワクチンの恩恵を受ける最初のグループに北朝鮮を含め、可能な限り早期にワクチンを伝達することにしたと報じた。

 WHOは、5月に新型インフルエンザの世界的流行の兆しが見られたと同時に、予防のため北朝鮮など開発途上国72カ国にタミフル240万人分を提供している。

 一方、韓国の民間北朝鮮向けラジオ「開かれた北韓放送」が同日伝えたところによると、新型インフルエンザのため北朝鮮では突然、学校が長期休みに入り、平壌駅は汽車の切符を買い求める人で混雑しているという。また、当局は急速に広がる新型インフルエンザが「開城工業団地を通じ韓国から来たものだ」と住民たちに宣伝していると報じた。

japanese@yna.co.kr