Home 北朝鮮
2009/12/03 22:47 KST
北朝鮮で新貨幣への交換低調、住民らの抵抗か


【瀋陽3日聯合ニュース】デノミネーション(通貨呼称単位の変更)を実施した北朝鮮で、1日から貨幣交換が始まったが、同措置に対する反発の現れなのか、住民らが積極的に交換に応じておらず、軍当局は万一の事態に備え、警備を大幅に強化し、緊張感が漂っている。

 中国・舟東地域の北朝鮮貿易商や対北朝鮮貿易商が3日に明らかにしたところによると、新義州をはじめとする北朝鮮全域で2日から、新貨幣交換が行われているが、突然の措置による衝撃と虚脱感に陥った相当数の住民が交換を避けている。

 ある対北朝鮮貿易商は、「うわべは平穏に見えるが、苦労してためた金の多くが紙くずになるかもしれないという思いから、住民らは当局の措置に憤りを感じている」と説明した。6日以降は旧貨幣は使用できないとの発表にもかかわらず、交換する人は多くなく、朝鮮中央銀行貯金所は閑散としており、こうした状況は当局に対し露骨に反感を示したり、反発できないことを周知している北朝鮮住民らの消極的な抵抗の表現だと話した。

 また、こうした世論が突発的な集団行動に広がることを懸念した軍当局が住民の動向を綿密に注視しながら、警備を強化したため、貨幣交換2日目を迎えた新義州でも新貨幣を見かけるのは容易ではないという。

 デノミ措置に続き、外貨使用も中断されたと伝えられ、住民らがコメなど生活必需品を買いだめし、数倍から数十倍に物価が暴騰するなど、今回の措置に伴う混乱も日々拡大していると、北朝鮮貿易商らは伝えた。

 北朝鮮当局はまた、新貨幣が海外に流出されることを防ぐため、新義州など、中朝国境付近に対する統制も大幅に強化した。

 別の北朝鮮貿易商は、「北朝鮮貨幣を海外に流出させることは違法だったが、以前にはこれといった統制がなかった。韓国など海外メディアの関心が高まり、新貨幣の海外流出を遮断するため、貿易商に対する検査を大幅に強化し、新義州税関には緊張感さえ漂っている」と話した。

 北朝鮮貿易量の70%以上を占める舟東税関にも2日から北朝鮮保衛部の人員が大幅に補強され監視を強化している。新貨幣の流出防止はもちろん海外メディアが北朝鮮から出国する貿易商と接触することも厳格に遮断している。

 また、デノミ措置以降、新しく適用されるレートを注視する貿易商が、中国への物品搬出を拒んでおり、新義州と舟東を往来する貿易車両も顕著に減っている。

japanese@yna.co.kr