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2008/09/12 09:15 KST
北朝鮮は集団指導体制への移行が有力、専門家見解


【ニューヨーク11日聯合】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が脳卒中を起こしたと伝えられるなか、北朝鮮問題の専門家は北朝鮮政権が集団指導体制で承継される線が有力とみていると、米紙ニューヨークタイムズが11日付で報じた。

 タイムズは、金総書記が死亡するか力を失った場合、世界で最も孤立し予測不可能な上、核兵器で武装した北朝鮮政権をだれが引き継ぐかという問題に周辺国の関心が集まっているとする。米国と韓国政府の関係者は金総書記の死が近いとはみえないというものの、専門家としては、金総書記が再び権力を確かなものにするほど十分回復できない場合に予想される権力闘争について熟考せざるを得ない。金総書記が1994年に金日成(キム・イルソン)主席が死去する相当前から後継者教育を受けていたのに対し、金総書記の息子3人と娘は後継者として具体的に挙がっておらず、金総書記がそのうち1人を後継者として選ぶとしても時間がないため、集団指導体制になる可能性が最も高いというのが専門家の見方だ。

 北朝鮮問題の専門家である国民大学のアンドレイ・ランコフ氏は、多数の予想は、名目上は金総書記の家族の一部を前面に立てた集団指導体制だとする一方で、状況が予想できない方向に進んだり予測不可能な結果になったり、あるいは深刻な暗闘の可能性もあると話す。

 米シンクタンク、ノーチラス研究所のピーター・ヘイズ所長は、軍部と強力な関係を持つ現在の政治エリート集団から出たリーダーが権力をつかむ可能性があり、この指導者が近代化を遅らせ連続性を強調するだろうと予想した。ただ、ヘイズ所長をはじめとする多数の専門家は、北朝鮮の核戦略には変化がないものと考えている。

 オーストラリア大学のレオニード・ペトロフ氏は、金総書記が生存していても無力化した場合には、外部世界からは金総書記を長期にわたり目にすることはなく、金総書記が死亡するまで軍が代わって北朝鮮を率いるだろうと予想した。

 タイムズは、北朝鮮に権力空白状態が発生すれば、非核化を最優先懸案とする米国は強硬派の軍部指導者の台頭を防ごうとし、中国は北朝鮮が日米に応対する緩衝地帯として続くことを望むと述べる。一方で韓国は、北朝鮮の不安定さが中国軍を北朝鮮に呼び込む可能性を懸念しているとした。