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      [インタビュー]「大邱で美しく、楽しく」 日本語コーディネーターの金ウナさん

      【大邱聯合ニュース】韓国で美容を含む医療観光都市として人気を高めているのが南東部の大邱市だ。韓国内で唯一「メディシティ」という都市ブランドを持つ大邱を訪れた外国人医療観光客は昨年、5年前のおよそ3倍増にあたる約2万2000人に達した。相次ぐ直行便就航などを追い風に日本人旅行客も増加傾向にある。大邱の魅力を流ちょうな日本語で伝えているのが医療観光コーディネーター兼通訳の金ウナさん(41)だ。

      医療観光コーディネーター兼通訳の金ウナさん=(聯合ニュース)
      医療観光コーディネーター兼通訳の金ウナさん=(聯合ニュース)

       ソウルで日系IT企業の展示会やプロジェクトなどにかかわった後、結婚を機に故郷の大邱に戻ってきた。大邱市が「メディシティ」として国内だけでなく海外から医療観光客の呼び込みに力を入れ始めた頃とあいまって、子育てをしながら得意の日本語を生かし、観光客の誘致や医療観光の広報に携わるようになった。

       約400年の歴史を持つ韓方(韓国の伝統医学)や臓器移植手術などで知られる大邱だが、一番人気は先進技術を使った美容分野だ。日本人が特に好むレーザーを使った顔のシミ取りや、皮膚内部のコラーゲンを再生し顔のたるみなどを改善するリフトアップという技術については強く推す。「規制緩和に積極的な韓国のレーザー技術は日本より約10年進んでいると言われています。ものによりますが、日本の数分の一という価格も魅力になっています」と話す。

       大邱市は病院を厳選した上で外国人客に推奨。診療の手配や送迎、現場での通訳を無料提供するワンストップサービスを売りにしている。同サービスについては「医療観光通訳士」という大邱医療観光振興院の資格を持つ金さんら日本語担当のほか、英語や中国語などの専門担当が対応する。「医療観光客が希望する場合、最大3時間までの観光通訳も付くのも大邱の医療観光の特徴です」と話す。

       観光については、郷土料理「大邱10味」以外にも人気のグルメ店やカフェが多いほか、あまり日本人に知られていない魅力的な場所も紹介したいという。

       昨年は北朝鮮のミサイル発射や核実験の影響で大邱を訪れた日本人客はやや減ったが、今年は回復しつつあるという。個人旅行で訪問するリピーターも徐々に増えており、10月には韓国個人旅行のためのブログが人気の日本人女性が企画した日本大手旅行会社の韓国ツアーを任された。

       アテンドした観光客から笑顔で「ありがとう」と言ってもらうことが何よりのやりがいという金さん。昨年はインバウンド向けの会社も設立。より多くの医療観光客らに対応することで仕事に自信が持てるようになり、観光客からの信頼感も高まってきたように感じるという。

       「Kビューティーでいえば、大邱には植毛や高齢者のスキンケアなど男性にとって魅力的なものがたくさんありますし、グルメスポットや韓国の歴史を語る上で欠かせない観光地なども楽しんでもらいたい」と意気込む。

      sarangni@yna.co.kr