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差し替え:サムスン電子、特許侵害で米アップル社を提訴
2011/04/22 15:52 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ソウル22日聯合ニュース】サムスン電子は22日、米アップルを相手取り、特許侵害による損害賠償を求めてソウル中央地方裁判所に提訴したと発表した。これとともに、同社は日本の東京裁判所とドイツの裁判所にも特許侵害でアップルを提訴した。

 サムスン電子はアップルの「iPhone(アイフォーン)」と「iPad(アイパッド)」が自社のデータ分割転送や電力制御、無線データ通信など、10件の特許を侵害したと主張した。アップルは15日にサムスン電子の「ギャラクシーS」と「ギャラクシータブ」が自社の製品を模倣したとして、米国で訴訟を起こしている。

 サムスン電子にとってアップルは今年最大の顧客になる見通しで、アップルとしてもサムスン電子の部品がなければ、高機能携帯電話(スマートフォン)などの製造に支障が生じる。

 今回の逆提訴を機に、両社の協力関係にひびが入るのではないかという見方もあるが、業界では永遠の敵も味方もない電子・IT業界の慣行上、今後もグローバルメーカー間の相互協力とけん制は絶えず繰り返されるとみている。

 アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)が先月初め、サムスン電子を「コピーキャット」(模倣犯)と批判した時でさえ、サムスン側は沈黙で一貫した。これは最大の顧客であるアップルをあえて刺激する必要がないと判断したためとみられる。しかし、アップルの「言葉」ではなく「行動」に対してはサムスン側も直ちに対応した。

 サムスン電子はメモリーチップ、パネルなど、アップルの最も重要な部品を供給しているほか、アップルのスマートフォンやタブレットパソコンの頭脳に該当するチップを製作しており、「A4」と呼ばれるマイクロプロセッサを唯一提供している。

 その上、東日本大震災の影響で日本メーカーからの部品供給が停滞し、アップルはサムスン側に納品量の拡大を非公式に要請したと伝えられている。

 サムスン電子がアップルの提訴に逆提訴できたのはこうした自信感によるものだとする分析もある。また、「コピーキャット」発言に続き、提訴にまで消極的に対応すると、アップルのノイズマーケティング(悪評を流すこと)により、市場主導権を失う可能性もあるとの危機意識が作用したとみられる。

サムスン電子の瑞草洞社屋=(聯合ニュース)

csi@yna.co.kr