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2009/08/25 19:49 KST
打ち上げは一部失敗、人工衛星が目標軌道から外れる


【高興25日聯合ニュース】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV−I)が予定の目標軌道から外れ、打ち上げは一部失敗に終わった。

 特に衛星を覆うフェアリングについて、当初は打ち上げ3分35秒後に正常に分離したと発表されていたが、片方が開かなかったとの分析が伝えられ、羅老号打ち上げをめぐる論争が広がりそうだ。

打ち上げのようす=25日、高興(聯合ニュース)

 全羅南道・高興の羅老宇宙センターと大田のKAIST人工衛星研究センターによると、25日午後5時に打ち上げられた羅老号は、離陸9分後の高度306キロメートルで科学技術衛星2号を切り離さねばならなかったが、衛星はこれより36キロメートル高い342キロメートルの地点で切り離されたという。

 教育科学技術部の安秉万(アン・ビョンマン)長官は会見で、「1段目のエンジンと2段目のキックモーターは正しく作動し、衛星が正常に切り離されたが、目標軌道に正確に乗せられなかったものと分析される」と伝えた。ロケットが宇宙軌道に到達するのには成功したものの、人工衛星の科学技術衛星2号がそこで切り離され、正しい軌道に乗る部分が明確でないため、軌跡を探し調査を進めていると話した。

 続けて、「発射設計であらゆるプロセスを経験し、われわれにとって重要な技術になるのは間違いなく、成功の土台になるものと考える」と述べ、宇宙先進国の仲間入りを果たすまで国民とともに歩みを続けると強調した。

 教育科学技術部と韓国航空宇宙研究院は正確な原因究明に向け、共同開発したロシア側とともに調査委員会を構成する計画だ。また、宇宙事故調査委員会を通じた政府レベルの調査も並行し、原因が分かり次第これを発表するとしている。

 一方、KAIST人工衛星研究センター関係者は、衛星を覆い保護するフェアリングの片方が開かなかったと伝えている。また、衛星が正常軌道に乗らなかったことについて、「秒速7キロメートルを維持すべき2段目のキックモーターがこの速度を維持できず、衛星が切り離された後に高度1500キロメートルまで進入できず落下した」と話している。

 航空宇宙研究院は今回の打ち上げに続き、来年5月に2度目の羅老号テスト発射を行う。

会見する安長官=25日、ソウル(聯合ニュース)

japanese@yna.co.kr