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      韓国が官民軍の有事対応訓練 来年から実施=韓米演習廃止の可能性も

      2018/07/10 15:45

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      【ソウル聯合ニュース】韓国政府が来年から朝鮮半島有事に備えた官民軍による新たな形態の訓練「乙支太極演習」の実施を決めたことで、政府の演習と韓米合同軍事演習を連係させた定例の「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)が廃止されるのではないかとの見方が出ている。

      韓米両軍は8月に予定されていたUFGの中止を発表した(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
      韓米両軍は8月に予定されていたUFGの中止を発表した(コラージュ)=(聯合ニュースTV)

       UFGの実施是非は韓米両国間の議論を経るべき事案ではあるが、UFGから韓国政府の国家戦時対応態勢を点検する「乙支演習」を分離する予定のため、UFG自体の廃止につながる可能性もある。

       行政安全部の金富謙(キム・ブギョム)長官は10日の会見で、今年計画していた乙支演習を暫定猶予(一時中止)とする一方、「韓国軍の単独演習である『太極演習』と連係した、官民軍による新たな形態の『乙支太極演習』モデルを開発することにした」と明らかにした。

       金長官が言及した太極演習とは、通常5月に実施される朝鮮半島全面戦に備えた韓国軍単独の指揮所演習(CPX)を指す。

       毎年8月に韓米合同軍事演習のフリーダムガーディアン(FG)と連係して実施していた戦時に備えた政府の乙支演習を、今後は韓国軍の単独訓練と連係して実施するというのが政府の構想だ。これは、北朝鮮が定例の韓米合同軍事演習に反発していることを考慮した措置とも解釈される。

       国防部の当局者は「乙支演習は政府が戦時などの非常状況にどのように対応するかを訓練する国家的演習だが、これまでは最も大規模な韓米合同軍事演習のフリーダムガーディアンと連係して実施し、これをUFGと称した」とし、「今年のフリーダムガーディアンが延期され、政府演習の実施が困難になった」と説明した。

       その上で「このような状況が繰り返されてはならないため、対策を設けた」としながら、「韓国軍単独訓練である太極演習があるため、その演習と並行して実施すれば政府演習を軍事訓練と一緒に行う効果を得られる」と述べた。

       政府は来年5月に、太極演習と乙支演習を連係した乙支太極演習を行う方針だとされる。乙支太極演習では対北朝鮮全面戦だけでなく、災害・災難に備えた訓練にも重点が置かれる。

       金富謙長官は「外部からの武力攻撃だけでなくテロや大規模な災害などを含む包括的な安全保障概念を用い、官民軍合同の訓練モデルに発展させる計画だ」と明らかにした。

       国防部の当局者も「政府演習は戦時動員能力の点検と災害への備えが軸となる」とし、「8月は災害が多い時期のため、政府の演習時期を(その前の5月に)調整する必要があった」と説明した。

       乙支太極演習の実施により、政府演習である乙支演習と韓米合同軍事演習のフリーダムガーディアンを連係したUFGが開始から42年で廃止される可能性が持ち上がっている。

       UFGは、1954年から国連軍司令部主管で行われていた軍事演習「フォーカスレンズ」と、68年1月に北朝鮮武装ゲリラによる青瓦台(韓国大統領府)襲撃未遂事件を機に始まった韓国政府の軍事支援訓練の乙支演習が、76年に「乙支フォーカスレンズ」(UFL)として統合されたもの。訓練の名称は2008年にUFLからUFGに変更された。

       一方、国防部の別の当局者は「韓米合同軍事演習のフリーダムガーディアンが今年は延期されたが、状況によって再開される可能性もある」とし、「来年には韓国軍の単独訓練と政府演習を連係した乙支太極演習を実施するが、UFGが廃止されたと断定するのは時期尚早だ」と述べた。

      ynhrm@yna.co.kr