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      [韓流]イ・チャンドン監督 新作「バーニング」で若者の怒り・無力感描く

      2018/05/04 19:39

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      【ソウル聯合ニュース】韓国映画「バーニング」(原題)の記者会見が4日、ソウルで開かれ、イ・チャンドン監督をはじめ出演者が作品への思いを語った。

      映画「バーニング」(CGVアートハウス提供)=(聯合ニュース)
      映画「バーニング」(CGVアートハウス提供)=(聯合ニュース)

       同作はイ監督にとって「ポエトリー アグネスの詩」以来8年ぶりの新作。フランスで8〜19日(現地時間)に開催される第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされており、16日に上映される予定だ。韓国では17日(日本時間)に公開される。

       イ監督は作品について「過去8年間にわたり若者たちと共に悩み、感じた結果である」と紹介した。

       同作は村上春樹の短編小説「納屋を焼く」が原作。主人公のジョンスが幼なじみのヘミから正体不明の男、ベンを紹介され繰り広げられるミステリアスな物語を描いた。

       イ監督は今の若者について「親の世代よりも経済面で厳しくなる初の世代」との考えを示した。その上で、「これまで世の中は発展を続け前進したが、これ以上は良くなりそうにない。これは韓国だけでなく世界的な問題でもある。昔は辛い現実の正体が何なのかがはっきりしていたが、今は自分の未来の希望がなぜ見えないのかを探るのは難しい。(バーニングは)そのような無力感と怒りを抱いた若者たちが日常でミステリーと向き合うという内容だ」と紹介した。

       「原作がミステリアスな男の物語を追っているなら、映画には韓国の若者が置かれた現実的な要素がたくさん入っている」としながら、「結末も明快ではないが、ある意味衝撃的でどんでん返しがある」と話した。

       また、原作の意味を生かしたいという思いから作品名を「バーニング」にしたと説明。「バーニングは英語だが日常で若者たちが何かを燃えあがらせ熱中したいときに多く使われる。バーニングしたいが、そうできない現実を盛り込んだ二重の表現でもある」と語った。

       ジョンスを演じた俳優のユ・アインは同作について「強迫観念から抜け出す過程だった」と振り返った。10代でデビューし、多くの作品に出演したことで表現に対する強迫観念があったとしながら、「(バーニングでは)フィーリングを中心にリアルに演じながらも、解釈の余地は大きく残しておくという演技をやり遂げることが課題だった」と語った。

       ベンを演じたスティーブン・ヨンは「原作の精髄を取り込みながら新しい色を盛り込んだ映画だ。この作品の一部であるという事実を誇りに思う」と感想を述べた。

       オーディションでヘミ役に抜擢され、同作がデビュー作となった女優のチョン・ジョンソは「この時代を生きる若者として感じる怒りや悔しさなどがミステリアスに表現されたと思う」と語った。

      hjc@yna.co.kr