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      韓国政府「南北関係進展で米朝対話けん引」 北朝鮮への特使検討か

      2018/02/12 11:09

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      【ソウル聯合ニュース】平昌冬季五輪開幕に合わせて韓国を訪問し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した北朝鮮の高官代表団が11日夜、空路で北朝鮮に戻った。韓国政府は、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の特使を務めた妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長をはじめとする代表団の来韓で生まれた南北対話の勢いを生かし、核・ミサイル問題解決に向けた米朝対話を実現させるための策を講じる。

      ソウルの大統領府で会談した文大統領(右)と金与正氏=(聯合ニュース)
      ソウルの大統領府で会談した文大統領(右)と金与正氏=(聯合ニュース)

       政府は、南北の対話ムードを朝鮮半島の平和定着につなげるためには米朝対話が必須との立場とされる。統一部の当局者は12日、「高官代表団の来韓で朝鮮半島問題の平和的解決に向けた糸口を見いだしたが、非核化には進展がないのが事実」だとし、米朝対話をどうけん引するかに焦点を合わせて後続措置を講じると明らかにした。

       政府は、平昌五輪・パラリンピックが終わり、五輪期間中は延期されていた韓米合同軍事演習の実施が具体化する3月末までには米朝対話が始まる必要があるとみており、非核化を巡る米朝の大きな隔たりを埋めるため、あらゆる南北チャンネルを用いて北朝鮮の態度変化を引き出す方針だ。

       統一部は11日に配布した北朝鮮高官代表団の来韓に関する説明資料で「基本的には南北関係と非核化プロセスの好循環を推進する」としながらも、「状況に応じ南北関係の進展を通じて米朝対話をけん引する」と明らかにした。

       政府は米朝対話などに関する金正恩委員長の考えを探るため、特使派遣を慎重に検討すると予想される。趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は北朝鮮に戻る金与正氏らを見送る際に「しばしの別れであり、私が平壌に行くなどまた再会できるようにしたい」と発言。与正氏に訪朝を要請された文大統領に同行して平壌を訪れるとの意味だった可能性もあるが、特使としての訪朝を念頭に置いたものとも受け取れる。

       趙氏と北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長による南北会談が再び開かれる可能性もある。だが、この対話は朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族の再会など南北の懸案を話し合うには役立つ一方、非核化や米朝対話の環境づくりにはあまり意味がないとの観測が多い。

      tnak51@yna.co.kr