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元勤労挺身隊女性を支援する日本団体「抗議行動続ける」

【光州聯合ニュース】「お前らは日本人か、韓国人か。韓国がよければ韓国に行け」――。

 心ない言葉を浴びせられながらも良識ある行動を続けてきた日本の市民団体がある。太平洋戦争中に強制徴用され勤労挺身(ていしん)隊として日本の三菱重工業で働かされた韓国人女性らと苦楽を共にしてきた「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」だ。

 同団体に対し、韓国の市民団体「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)と共にする市民の集まり」が11日、光州で感謝の意を伝えた。

 名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会は、三菱重工業の自主的な謝罪と賠償を促す金曜行動を東京や同社本社前で開催してきた。

 金曜行動が始まったのは2007年7月にさかのぼる。同団体は、日本による植民地時代に三菱重工業名古屋航空機製作所に動員され強制労働させられた被害者の名誉回復に向け日本政府と同社を相手取り訴訟を起こしただけでなく、裁判のたびに日本を訪れた原告らの航空代金や滞在費を支援した。

 しかし、2007年5月31日、一審に続き名古屋高裁が控訴を棄却したことを受け、同年7月20日から三菱重工業本社がある東京で抗議行動を始めた。当時、韓日請求権協定を口実に控訴は棄却されたが、名古屋高裁により強制連行と強制労働に対する三菱重工業側の責任が事実として認められただけに三菱側が自ら謝罪と賠償に乗り出すべきだというのが同団体の主張だ。

名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会の金曜行動の様子(提供写真)=(聯合ニュース)名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会の金曜行動の様子(提供写真)=(聯合ニュース)

 毎週金曜に抗議行動を行うのは三菱重工業の主要社長団会議が金曜に開かれるため。名古屋から東京までは往復720キロに上り、交通費だけでも多額の出費となるが、毎週欠かさず品川駅前と同社本社前で謝罪を求め続けてきた。

 2008年11月、日本の最高裁も上告を棄却する決定を下し、司法による救済の道は完全に閉ざされたかのようにみえたが、同団体は判決は不当だとして三菱側が謝罪するまで金曜行動を続ける方針を決めた。

 金曜行動の日には出勤中の人々に会おうと朝早く名古屋を出発するが、歓迎してくれる人は多くない。3時間以上、街頭でちらしを配るが受け取ってくれる人は多くても200人を超えない。

 一方、三菱重工業は2010年7月、勤労挺身隊問題について話し合いの場を設けるとの立場を示したが、2年にわたる協議は2012年7月に決裂した。三菱側の誠意ない態度も問題だったが、韓国政府も同問題に無関心だった。

 失望に包まれた被害者らに手を差し伸べたのは同団体だった。三菱側との協議決裂後、暫定的に中断していた金曜行動をすぐに再開した。その後、今年8月8日まで97回の金曜行動が行われた。中断前に実施した3年間の金曜行動も合わせると242回となる。5年間の参加者は合計2117人、配ったちらしは5万2838枚に達する。

 40代だった教師時代に勤労挺身隊問題の提起に賛同した同団体共同代表の高橋信さんは70代になった。被害者の尊厳回復が目標であるため5年という数字に大きな意味を持たせないという高橋さんは「金曜行動を中断する考えはない」と語った。

hjc@yna.co.kr