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関東大震災の朝鮮人虐殺推定写真 真偽は?
2013/02/04 17:52 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ソウル聯合ニュース】韓国記録写真研究家のチョン・ソンギル啓明大東山医療院名誉博物館長が関東大震災時に虐殺された朝鮮人を写したとして聯合ニュースに公開した写真の真偽をめぐり、論争が起きている。

 公開した2枚の写真の上部には「大正十二年九月一日」と、関東大震災が起きた日付が記されている。

 1枚目の写真では下着が脱がされた数十人の遺体が並べられ、もう1枚の写真では遺体が重なり合っている。チョン氏は関東大震災の際に虐殺された朝鮮人犠牲者を撮った写真とみられると主張している。

 これについて、4日付の産経新聞(電子版)やインターネット上では下着がはぎとられていることだけで朝鮮人犠牲者の写真と断定するのは無理があると反論している。

 ある日本人読者は聯合ニュースに対し、「当時は横書きでも右から左に書いた。チョン氏が公開した写真には日付が左から右に書かれている」と指摘。「戦後に書かれたものではないか」と疑問を呈した。また、当時は下着を着けない女性が少なくなかったため、下着が脱がされていることから朝鮮人犠牲者と断定するのは問題がある」と主張した。

 一方、写真は明治44年(1911年)当時、東京・吉原で発生した大火事の際の写真との見方も出ている。東北芸術工科大学東北文化研究センターのアーカイブスに掲載されている同じ写真には明治44年の吉原火事の写真として、「新吉原公園の惨状」という説明をつけている。

 ただ、日本国内でも同写真が吉原火事のものか関東大震災のものかについては意見が分かれている。

 産経新聞は同写真について、「関東大震災の際のものとみられる」としながらも、「朝鮮人虐殺を裏付ける確固たる証拠はない」と報じた。ネット上には「写真は吉原火事ではなく、関東大震災の写真だと思う。吉原火事の死者は8人だった」との書き込みもある。別のインターネットサイトでは、もう1枚の写真について、関東大震災時の「陸軍本所被服廠」の写真と紹介している。

 チョン氏は「私が公開した写真は原本だ。その写真には『新吉原公園の惨状』と書かれていない。東北芸術工科大学東北文化研究センターにある写真が原本なのか印刷本なのかを明らかにしなければならない」と述べた。その上で、「当時の日本人女性は下着を着けない場合が多かったというが、写真の中の遺体は陰部が損傷している」と説明した。

 日本メディアが「韓国でまた捏造?」とチョン氏の主張を非難するような見出しをつけて報じたのに対し、チョン氏は「写真に書かれた日付が当時のものかどうかを確認するため、印画紙とインクを検証する用意がある」と話した。 

kimchiboxs@yna.co.kr