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2007/09/02 09:42 KST
<人質解放>帰国の19人「心配かけ申し訳ない」


【永宗島2日聯合】アフガニスタンで武装勢力タリバンの人質になっていた韓国人19人が2日、無事に帰国した。同日午前6時35分ごろに仁川国際空港に到着した一行は、入国手続きを終え7時ごろ、入国ゲートに姿を現した。ほとんどがフードつきジャケットや楽なTシャツ姿で、男性はひげをそらないままなどいずれもやつれた様子でうつむいていた。後ろには国家情報院の金万福(キム・マンボク)院長と、解放交渉にかかわったとされる政府関係者も付き添っていた。

 ゲート前に設けられた記者会見席で、金院長は人質家族の会のチャ・ソンミン代表ら迎えに出ていた家族3人とあいさつを交わした後、「国民と政府がともに努力し、再びこうしたことが起きないようにしなければならない」と述べた。

 帰国した19人を代表し、ユ・ギョンシクさんが感想の言葉を読み上げた。その傍らには、タリバンに殺害されたペ・ヒョンギュ牧師の兄と、同じく犠牲になったシム・ソンミンさんの2人の遺影を掲げる、先に解放された女性の兄の姿があった。

記者会見文を読み上げるユ・ギョンシクさん(左から3人目)=2日、永宗島(聯合)

 ユさんは「愛を分かちあうために行ったが、国民に心配をかけ政府に負担を与えることになり、本当に申し訳ない。心配してくださった国民のみなさんに感謝する」と述べた。祖国と国民に大きな借りを作ったとしながら、この先全員が国民の期待に応えるような人生を歩むよう努力すると誓った。ユさんがペ牧師とシムさんに哀悼の意を表した瞬間、ほかの18人もこらえていた涙を溢れさせ泣き声をもらした。

 チャ代表も「拉致事態で、わたしたち家族は40日余りの間とても苦しい時間を過ごした。われわれは皆さんからいただいた愛を返すことを約束し、先に亡くなったペ牧師とシムさんの分まで一生懸命に生きる」と述べた。

 記者会見の後、一行は待機していた車両を利用し、京畿道安養市の病院に向かった。記者会見で所感を述べたユさんは別に、病院の救急車に乗り込んだ。