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2010/03/03 09:19 KST
長期対外債務が昨年末2500億ドル超、過去最大


【ソウル3日聯合ニュース】長期対外債務が2500億ドルを超え、過去最大を記録した。

 韓国銀行が3日に明らかにしたところによると、昨年末の長期(契約満期1年超過)対外債務は2519億6200万ドル(約22兆3692億円)で、昨年末の2280億5000万ドルに比べ10.5%増加した。年末の為替相場終値でウォンに換算すると、287兆2290億ウォンから293兆4097億ウォンに2.2%増加したことになる。

 長期対外債務の増加は、昨年下半期に国内の各機関が資金調達手段として海外での証券発行を積極的に増やした上に、外国人投資家が、相対的に高い金利を提示する国内機関の債券を集中して買い集めたことによる。

 機関別に長期対外債務規模をみると、銀行をはじめとする預金取扱銀行が657億4300万ドルで、1年前の590億4000万ドルに比べ11.4%増えた。一般政府は211億4000万ドルから278億300万ドルに31.5%増加し、通貨当局も129億5600万ドルから268億1300万ドルと、107.1%の増加率を記録した。公営企業は128億3500万ドルで、1年前の94億5100万ドルから35.8%増え、1997年以来の高い増加率となっただけでなく、初めて100億ドルを超えた。

 これに対し、民間企業は1052億6600万ドルから1009億8100万ドルに4.1%減った。2001年以降で初の減少。

 債務の内容は、証券発行が17.2%増の1424億3500万ドル、借入金が10.6%増の427億9500万ドル、貿易信用が10.1%減の542億2900万ドル、投資企業間の借入が10.1%減の542億2900万ドル、投資企業間借入が24.1%増の56億2100万ドルとなっている。

 一方、昨年末時点の短期対外債務は1499億6000万ドルで、1年前の1498億9400万ドルとほぼ同水準を維持している。

 対外債務は、これまでは主に短期対外債務に関心が集まっていた。金融市場が不安定になると、短期対外債務が外国人投資家の回収圧力にさらされるためだ。幸いに短期対外債務が全対外債務に占める割合は昨年末時点37.3%で、1年前より2.4ポイント下がっている。

 しかし長期対外債務も、一定期間過ぎれば返済すべき負債という点では短期対外債務と変わるところはない。財政危機のような極端な状況で外国人投資家が損害に目をつぶり債券を投げ売れば、その衝撃は短期対外債務を上回る。韓国銀行関係者は、外国人投資家が通貨安定債券や国債に投資すれば長期債務に分類されるが、それらが必ずしも長期的性格を持つわけではないとし、「満期に関係なく債券が一斉に売りに出されれば、市場に衝撃を与えるという問題がある」と述べた。

 債券の満期が一度に集中することも問題だ。適度に分散すれば負債を返済しやすいが、そうでなければ資金が一気に流れ出したり、大規模な満期延長のためにコスト(金利)がかさむという負担が生じかねない。

 LG経済研究院のシン・ミンヨン経済研究室長は、「外国人投資家の債券買い入れは為替相場に負担を与え、突然流出すれば信用度問題などにもかかわるため、総合的に管理すべき」と指摘した。長期的に経済の安定性を害さないよう、資本の流入出統制に関する制度を考える必要があると助言した。

japanese@yna.co.kr