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      政治

      トランプ氏の韓国国会演説 北朝鮮に強い警告・対話の道も

      2017/11/08 19:09

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      【ソウル聯合ニュース】トランプ米大統領が8日、韓国国会で行った演説は挑発を続ける北朝鮮に対する強い警告のメッセージと受け止められる。

      韓国国会で演説するトランプ氏=8日、ソウル(聯合ニュース)
      韓国国会で演説するトランプ氏=8日、ソウル(聯合ニュース)

       トランプ氏は演説で「弁解の時代は終わった。これからは力の時代」とし、これまでの政権と異なり、現政権は圧倒的な力の優位を背景に北朝鮮の挑発を容認しないとの意思を示した。

       また北朝鮮が弾道ミサイルの開発中止と、完全かつ検証可能な形での核放棄という正しい選択をした場合は、より良い未来のための道を提供する準備ができているとし、対話のドアも開けておくとの立場もみせた。

       制裁と圧力を並行させるという韓国政府の対北朝鮮政策と軌を一にするものと受け止められる。

       トランプ氏は約33分の演説のおよそ3分の1を堅固な韓米同盟と、韓国の政治や経済の発展を強調するのに割き、残りの3分の2程度は人権侵害への非難など北朝鮮に対するメッセージに使った。韓米自由貿易協定(FTA)の見直しについては触れなかった。

       トランプ氏の演説について韓国青瓦台(大統領府)関係者は「制裁と圧力を最大限に引き上げるとのメッセージを発信しながらも、北が正しい選択をすれば明るい未来を保障するという内容が同時に含まれた」とし、「結果的に北の核問題を平和的に解決しなければならないというわが政府の立場を十分に支持すると同時に、北に対話のドアが開いていることを伝えたもので、完璧な韓米協力をしっかりと示した演説だった」と評価した。

       またトランプ氏は北朝鮮について、「核・ミサイル開発を続け、これまでの合意破った」と非難した上で「(米国は)力によって平和を維持しようと思う」「米国を試すな」などと警告のメッセージを送った。米国が武力の使用を自制してきたことが北朝鮮の核・ミサイル開発につながったというトランプ氏の認識を示したもので、北朝鮮が挑発を続け、米国がどこまで自制するか試した場合、武力行使も辞さないとの意思の表れと受け止められる。

       一方でトランプ氏は北朝鮮により良い未来が保障される対話を始めるための条件を提示した。トランプ氏は「われわれがこのような明るい道を議論する準備ができるケースは、北朝鮮の指導部が挑発を止め、核プログラムを放棄した場合」と断言した。対話開始の条件が北朝鮮の核放棄であることを明らかにしたもので、核開発を凍結すれば対話を開始するという文大統領の構想とはずれがあるとの指摘も出ている。

       またトランプ氏は核問題だけでなく、北朝鮮での人権侵害についても強く非難した。北朝鮮を「監獄国家」「宗教集団のように統治する国家」「誰も行ってはならない地獄」と表現し、国際社会は北朝鮮の「悪党による体制」を許さないとした。

       トランプ氏が北朝鮮の人権問題を公の場で指摘したのは、北朝鮮は核・ミサイル開発により世界の平和を乱すだけでなく、自国の住民の人権を蹂躙(じゅうりん)しており、北朝鮮に制裁を加えるのは普遍的な人権を守るためであることを強調する狙いがあるとみられる。

       その上でトランプ氏は「責任ある国が力を合わせて北朝鮮の残酷な体制を払拭(ふっしょく)しなければならない」とし、「中国、ロシアなどすべての国が国連安全保障理事会の決議案を完全に履行し、北朝鮮との外交関係を引き下げ、すべての貿易を断絶しなければならない」と強調した。韓国をはじめとする国際社会との緊密な協力に基づいて北朝鮮問題を解決する意思の表れとみられる。

       韓国に対しては賛辞を重ね、経済発展の象徴として「63ビル」や「ロッテワールドタワー」などに触れたほか、海外で活躍する韓国の女子ゴルフ選手たちについても、今年の全米女子オープン選手権で1〜4位を韓国勢が占めるなど、世界トップクラスの技量を持っているとたたえた。

       米大統領の韓国国会での演説は7回目で、1993年7月のビル・クリントン氏以来、約24年ぶりとなる。

      yugiri@yna.co.kr

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