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Twitter Send 2010/09/30 14:45 KST
2年ぶり開催の南北軍事実務会談、議題合意ならず終了




【ソウル30日聯合ニュース】韓国と北朝鮮は30日午前10時から板門店の韓国側地域「平和の家」で南北軍事実務会談を開催したが、双方の立場の違いから議題に合意できず終了した。

 国防部が伝えたところによると、韓国側は基調演説で、3月の韓国哨戒艦「天安」撃沈事件は科学的かつ客観的な調査の結果、北朝鮮による攻撃だったことが明らかになったと指摘。北朝鮮に対し、これを認め謝罪し、責任者の処罰や再発防止策など責任ある措置を取るよう強く求めた。また、韓国側海域に対する北朝鮮の軍事的威嚇や挑発行為、韓国当局に対するひぼう、中傷行為をただちに中断するよう要求した。

 これに対し北朝鮮側は、韓国の民間団体が行っている北朝鮮に向けた体制批判のビラ散布中断を求めたほか、韓国海軍艦艇が北朝鮮の設定した黄海上の警備界線(海上軍事境界線)を侵犯していると主張した。さらにこの2つの問題について、「韓国側がどう対処するかにより、南北関係の前途が左右される」と述べた。

 「天安」事件に関しては、韓国側の調査結果を認めることはできないとし、北朝鮮の検閲団派遣を受け入れるよう求める従来の主張を繰り返した。

 国防部は、「きょうの会談では、双方が提起した懸案問題に対し、双方が立場を示した。韓国は、『天安』事件に対する北朝鮮側の責任ある措置が、問題解決のカギだと強調した」と説明した。

 2008年10月2日以来、2年ぶりの開催となったこの日の南北軍事実務会談には、韓国側から国防部のムン・サンギュン北朝鮮政策課長(陸軍大領)ら3人、北朝鮮側からはリ・ソングォン大佐ら3人が、それぞれ出席した。

 次回会談日程は決定されなかった。