English Chinese Japanese Arabic Spanish
Home 政治
2008/02/22 18:59 KST
盧大統領最後の公式日程、「気楽にニュースを見たい」


【ソウル22日聯合】盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は22日、青瓦台(大統領府)春秋館で文在寅(ムン・ジェイン)秘書室長が主催した青瓦台担当記者送別昼食会を訪問し、記者らに激励の言葉を述べたほか、「この5年間、大変辛かった」と任期を振り返った。この日が事実上、最後の公式日程となった。

 盧大統領は、「私はこれから故郷に帰り一般国民に戻る。1987年以前、大統領になる前、政治を始める前や、大統領に当選したときに力になってくれた市民たちの元に戻るということでもある」と述べた。これまでのメディアとの対立についても触れ、「大統領を辞めて最も良いことは気楽にニュースが見られるようになること」だとし、今後は対立し争う関係ではなく、いずれかの方向にともに向かう関係に変われるのではないかと思うと強調した。

 常に舞台の上にいる大統領は化粧をして舞台での姿勢を整え、特別な緊張と演技を続けていなければならないが、これからはその化粧もしなくて済むことも、とてもうれしいと語った。自由こそが大変大きな幸福だとし、「頭は少しだけ使い、私的な生活がしたい」と希望を示しもしたが、それはやや難しいだろうと述べた。自身の1番の願いは、常に対決していなければならない勝負の世界を去ることだとした上で、「小さいことやつまらないことをいうかも知れないが、今後はそうした勝負の対立の場に私はいないだろう」と述べた。

 また、利益を後回しにすると戦略的に良い利益が生じることがあると指摘し、「私は政治的利益を後回しにしていたら、結局、大統領になった。政治家として大きな成功を遂げた」と自評した。

 最後に記者らに対し、今後は同じ思いを持って顔を合わせたいと述べた。情緒的に相通じるものを持ち、会う機会を多く持ちたいと呼びかけるなど、親近感を示した。また、退任後は個人ホームページを運営することを明らかにし、書き込みなどを通じて互いの考えを語り合い、多くの人と交流を図りたいとの考えを示した。花束を贈られた盧大統領は、記者らとともに乾杯した。

 盧大統領はこれに先立ち、青瓦台で全職員が出席するなか送別の茶会を行い、これまで自身を補佐してきた職員らの労苦をねぎらい、激励した。

 文秘書室長もこの日の昼食会で、最後まで仕事の多い政権だったと振り返り「個人的に爽快な気分だ。メディア報道からの解放が一番大きい。これからは気楽にニュースを見ることができる」と心境を語った。現政権最後の報道官となった千晧宣(チョン・ホソン)報道官も、この日最後の定例会見を行い、「これまで最善を尽くし熱心に任務に努める。盧武鉉政権の功罪をめぐる論戦が続いたが、これからは1歩後ろで深呼吸し、冷静かつ客観的な評価がなされることを期待する」と述べた。