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[インタビュー]観光客誘致に一役 九州オルレ仕掛け人の李唯美さん

【済州聯合ニュース】韓国で最も有名なトレッキングコース「済州オルレ」をお手本に、日本で「九州オルレ」を立ち上げて成功に導いた韓国人がいる。

李唯美氏=(聯合ニュース)
李唯美氏=(聯合ニュース)

 九州7県と旅行会社、運輸業者など官民が共同で外国人観光客を誘致するために立ち上げた、九州観光推進機構海外誘致推進部の韓国担当、李唯美(イ・ユミ)氏(38)だ。

 李氏は福岡大日本語日本文学科に交換学生として留学した際に出会った日本人と2004年8月に結婚し、05年4月に現職に就いた。

 当時、九州を訪れる外国人観光客は年間約63万人に過ぎなかった。

 10年、産休中にも観光客誘致のアイデアを考えていた李氏はネットサーフィンをしていて済州オルレの存在を知り、社団法人済州オルレ事務局に九州にも導入したいとの意思を伝えた。11年3月に東日本大震災が発生した2か月後に済州オルレの関係者らが九州を訪れた。

 同年8月、九州観光推進機構の関係者が済州島を訪問して済州オルレを直接体験し、業務提携を結んだ。済州オルレブランドを維持するために名称を九州オルレとし、済州オルレのロゴはもちろん矢印、リボンなどの標識もそのまま使用することにした。

 12年2月に九州オルレ第1次コースがオープンした。佐賀県武雄コース(14.5km)、熊本県天草維和島コース(12.3km)、大分県奥豊後コース(11.8km)、鹿児島県指宿開聞コース(12.9km)の四つのコースだ。

 以降にも次々と追加のコースをオープンし、現在までに第6次、計19コースが完成した。

 九州オルレのオープンに合わせ、韓国人観光客が増え始めた。九州オルレを訪れる韓国人は12年に1万6750人、13年に2万4160人、14年には4万740人と毎年増加した。昨年3月までに九州オルレを訪れた人の総計は22万3620人に達し、このうち韓国人は14万1500人(63.3%)、日本人は8万2120人(36.7%)だった。 

 法務省の出入国管理統計によると、九州全域を訪れた外国人観光客も九州オルレの第1次コースがオープンした12年の115万103人から、15年には283万2359人と2倍以上に急増した。

 李氏は「初めは日本の人に済州オルレを理解してもらうのが大変だったが、今はコースを管理するのが最も大変だ」と話す。「現在までにオープンした全コースを踏破した109人のうち約30人が韓国人で、残りは全員日本人だという点を考慮すると、今年から日本人の参加が大幅に増えそうだ」と期待を寄せる。

 残念ながら李氏は4年前に岐阜に職場を移した夫と一緒に暮らすため、来月末で九州観光推進機構を去ることが決まっている。

 同機構は今後も済州オルレと協力し、毎年2〜4コースをオープンして計30コースに増やす予定だ。

ynhrm@yna.co.kr